にしぐちしんぐてん有限会社西口神具店

伊勢の宮師が作る本物の神棚、神具、御霊舎

〔E32その他の製造業〕

基本情報

代表者代表取締役 西口直孝(にしぐち なおたか)
郵便番号516-0051
住所伊勢市上地町1527-8 【地図
TEL0596-58-7188
FAX0596-58-5016
設立平成元年11月
資本金500万円
従業員数5名
URLhttp://ise-miyashi.com

【玉城工場】

郵便番号519-0438
所在地三重県度会郡玉城町原3493-16
TEL0596-58-7188
FAX0596-58-5016

事業内容・主要製品

(有)西口神具店は、神都伊勢で三代続く神具店です。伊勢神宮のお膝元で、御神木の木曽檜にこだわり「本物の神棚」を作り続けております。
「神棚の西口」として全国に知られており、御霊舎(みたまや)・神棚・神具・外祭宮(氏神様や工場など屋外でお祭りする屋根が銅板葺のお宮)・お稲荷さんなど幅広く手掛け、全国各地で施工させて頂いております。
総木曽桧、手打ち錺金具など最高の材料を使い、丁寧且つ誠実な本物の神棚作りを心掛けております。あなたのお探しの神棚が必ずここで見つかります。

御霊舎(みたまや)

御霊舎(みたまや)は別名 祖霊舎(それいしゃ)、神徒壇(しんとだん)と呼ばれることもあり、伊勢ではご先祖を神式の御霊舎(みたまや)でお祭りするご家庭がたくさんあります。
西口神具店では、小型御霊舎から大型の御霊舎まで各種取り揃え、ご要望に応じて全国各地に出張・施工させて頂いております。ご先祖様を神道でお祀りされる皆様に、木曽桧を使った最高級の御霊舎をご提供させていただきます。

5尺型御霊舎

6尺型御霊舎

神棚(茅葺屋根)

茅葺屋根の茅(かや)とは「すすき」の事で、伊勢神宮の屋根を模しており、屋根が大きく重量感があり、風格があります。もちろん、木材は細部にわたりすべて木曽桧にて製作しております。

茅葺屋根違三社宮

茅葺一社宮(正殿型)

神棚(板葺屋根)

一社宮や三社宮など、小さなものから大きなものまでいろいろな種類の神棚を取り揃えております。裏板から垂木の小さな部品に至るまですべて自家製で、厳選した木曽桧を使って製作しています。

板屋根違三社宮

板葺袖付宮

神具

神具はたくさんの種類とサイズがあります。
八脚案、灯篭、玉垣など木曽桧を使った様々な木製神具をはじめ、水玉などの陶器も製作しています。

2段式八脚案

木製灯篭

神棚用玉垣

御神鏡

真榊

三宝

外祭宮

事業所用神殿から氏神様のご社殿の御造営・ご造替など、屋外でお祀りする銅板葺のお宮です。外祭用の神殿はお客様の据付けられる場所に応じて設計から取付けまでさせていただきます。

神明造宮

神明造宮 2尺

お稲荷さん

ご家庭の神棚でお稲荷さんをお祭りされる方や、自宅や会社の一画に神域を設けてお稲荷さんをお祀りするためのお宮、朱塗鳥居、玉垣、灯篭などを製作しております。
神域の広さ、場所に応じて社殿を設計いたしますので、お気軽にご相談・お問い合わせください。

お稲荷さん (屋外用)

お稲荷さん(ご家庭用)

得意分野・セールスポイント

総木曽桧、手打ちの錺(かざり)金具など、最高の材料にこだわった丁寧な製品づくり

工場では、原木で購入した木曽桧を製材し、数年かけて十分に乾燥して使用しております。
御扉や高欄に付ける錺金具も手打ちの物を使用。小さくても厚みがあり、金メッキの色が映えます。

木曽桧

錺金具

鉋仕上げ

全ての部品を鉋にて仕上げ、木曽桧の持つ美しさを最大限に惹き出します。

お客様との対話の中で生まれる製品

神棚は、お客様にとって末永くお使いいただくもの。お一人お一人のご要望をしっかり伺い、納得していただけるオンリーワンの製品をお作りしております。また、設置後の神棚に関するご相談にも応じております。

三重県指定伝統工芸品認定

当店の神棚作りは、三重県より「三重県指定伝統工芸品」に認定いただいております。

三重県指定伝統工芸品認定証

工場の中のお店

工場の中に神棚、御霊舎を並べてあり、実物をご覧いただけます。大小様々な茅葺、板葺の神棚と神具を一緒に見ることが出来るようになっております。隣には5尺型の御霊舎などを置いております。ぜひ、御霊舎の御扉を開けて、「ぎぃー」と鳴り響く音を聞いてみて下さい。

トピックス

技術継承への取り組み

「宮師」とは、お宮・神具などを専門的に作る職人ですが、一人前になるには永い修業が必要です。現在、当社でも数人の若手職人を育てております。その功績が認められ、「平成25年度 伝統的工芸品産業大賞 作り手部門 功労賞」を受賞いたしました。

伝統的工芸品産業大賞 表彰状

「削ろう会」にて日々鍛錬

「削ろう会」とは、極限まで薄い鉋屑を出すことを中心に、手道具や伝統技術の可能性を追求する会です。大工をはじめとする木造・木工関係の職人のほか、その工具を作る鍛冶、手道具や職人に興味のあるアマチュアが集まって、競い・楽しみながら技術交流をしています。薄削りを競う大会では、いかに鉋屑を薄くきれいに出すか、毎回多くの参加者で会場は賑わっています。

薄削り

平成26年 三木大会にて個人の部3位入賞

社長から一言、社長のモットー

(有)西口神具店
代表取締役 西口 直孝

(有)西口神具店は私で三代目となります。伊勢の宮師が作る本物の神棚をお客様にお届けしたいという思いから、御神木の木曽桧にこだわりながら、製品作りを続けております。
良いものを作るには、技術・道具はもちろん、取り組む姿勢が大切です。これからも真摯な姿勢で、神具作りに取り組んで参ります。

会社沿革

-創業-戦後、初代 西口孫一が外宮前にて事業開始。二代目 西口正孝が弟子入りし、事業を継承。
1987年玉城工場建設
1989年(有)西口神具店として法人化
1994年玉城工場に展示場設置。三重県指定伝統工芸品に認定。
2006年ネット販売開始
2014年伝統的工芸品産業大賞 作り手部門 功労賞受賞